いつも患者さんの診察を行うときに、病状を説明し、どのような検査を行なって、どのような治療法があるのか説明を行います。

ただし、患者さんは「医療のプロ」ではないため、判断に迷われるケースがほとんどです。

このような場合、医師は患者さんが「正しい選択」を行えるように誘導してあげる必要があります。

 

私はいつも

「もし、患者さんが自分の家族だったらどうするのか?」

と考えならが、患者さんにお話をするように心がけています。

 

例えば、内視鏡検査を受けることに躊躇されている患者さんに検査の必要性を説明する際に、「もし、あなたが私の家族なら、絶対に内視鏡検査を受けるように説得します!」と説明をすると、皆さん安心して前向きに内視鏡検査を受けられます。

患者さんがいかに安心できるかは「医師がどのくらいの熱量を持って熱心に診療にあたっているか」に掛かっていると思います。

淡々とロボットのように医療情報を患者さんに説明して、患者さんから流れ作業のように同意書を取るような、形式だけのインフォームドコンセント(説明と同意)など、全く無意味です。

 

当院では、せっかく当院を選んで足を運んで頂いた患者さんに「安心」して「最善の医療」を受けて頂けるよう、これからも丁寧な診療を心がけて日々精進していきたいと思います。

 

院長

安藤祐吾